ろせうむ-ブログ
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> 幸村殿 キャラクターにも負けない容姿を持つのは土方さんぐらいしかいないんじゃないかな。 > ぬこ アニマルセラピーというのもあるでしょうが、 ぬこのゴロゴロ音というのが、怪我の回復を早める効果があったりするとか。 その例にのっとって、おばあさまにも何らかの効果があったのかもしれませんね。 ●ネコの「ゴロゴロ声」に秘められた能力を探れ!~ デビッド・ベッカムとの関係 ~ 「ネコがゴロゴロ」とのどを鳴らす声。実はこのネコのゴロゴロ声には多くの謎が存在する。 2002年サッカーのワールドカップで多くのファンを虜にしたイングランド代表のデビッド・ベッカム選手。実は彼はワールドカップのおよそ7週間前に左足の第2中足骨を骨折しており、試合出場までには10週間が必要であるとされていたのだ。この時点ではベッカム選手の出場は絶望的とされていた。 ところが彼は通常考えられるより3週間も早く骨折を治し、ワールドカップに出場、奇跡の復活を果たしたのである。そして、この復活を支えた特殊な医療技術と「ネコのゴロゴロ声」に実は重大な共通点があったのである。 麻布大学獣医学部 武藤眞助教授によれば、そもそもネコは大きく分けて1.落ち着いている時2.病気の時3.死ぬ直前の3つの状態の時にゴロゴロ声を出すという。さらにネコばかりではなく、多くのネコ科の動物にゴロゴロ声を出す習性がある。ゴロゴロ声には、ネコ科の動物が進化の過程で獲得した、生存に関する何らかの重要な秘密がある可能性が考えられるのだ。 そして、2001年、このゴロゴロ声について、動物の声やコミュニケーションを研究しているアメリカのファウナコミュニケーション研究所が驚くべく研究を発表した。なんと「ネコのゴロゴロ声が骨折を治療し、骨を強化しているのではないか」というのだ。実は獣医学者の間では、ネコが他の動物よりも骨折などの回復が早いことが知られているという。また、ニューヨーク州立大学生物医学工学部クリントン・ルービン博士は、20Hz~50Hzの振動を与えることで、動物の骨の密度が高くなり、強い骨格が作られるという研究を1999年に発表した。こうした報告から、ファウナコミュニケーション研究所がチータ、ピューマなど様々なネコ科動物の「ゴロゴロ声」を解析した結果、多くが20Hz~50Hzの周波数をもっていることが判明した。つまり「ゴロゴロ声」によって骨が強化されている可能性が考えられるのである。 また別の研究では100Hzの振動刺激がネコの呼吸困難を和らげたという。ゴロゴロ声は時に、100Hzの周波数を出すことも確認されており、ゴロゴロ声に呼吸困難を和らげる効果もある可能性が考えられるのだ。こうしたことからファウナコミュニケーション研究所では、次のような仮説を立てている。 ネコ科の動物の多くは単独で行動する。しかし肉食動物である彼らはケガをすることも多い。群れで行動するイヌとは異なり、助けてくれる仲間のいないネコ科の動物にとって、ケガが長引くことは、死に繋がる問題となる。そこでネコ科の動物たちは進化の中で体内に振動を与え、自らの骨を直し、強くする術を身につけた可能性が考えられるのだ。ネコが落ち着いているときにゴロゴロと喉を鳴らすのは、普段から骨を丈夫にしてよいコンディションを維持しておくために習慣的に鳴らしているのであり、また、病気の時や死ぬ直前にゴロゴロ声を鳴らすのは100Hzの振動で痛みを緩和し、呼吸を楽にする効果があるからではないかと考えられるのだ。 そして、骨折からわずか7週間で復活した、イングランド代表のデビッド・ベッカム選手の奇跡の回復の裏にはネコのゴロゴロと同じ原理による治療法があったといわれているのだ。それが「超音波骨折治療」。これは、1.5メガヘルツの超音波を使って骨を振動させることで骨折の治療を早めることができるという最新治療技術なのである。 もしかするとネコ科の動物たちはこうした最新医療技術と同じことを、自分たちの力で行う方法を進化の過程で獲得していたのかもしれないのである。